ウイルス対策ソフト110番

ウイルスの種類

コンセプトウイルス

匿名の技術者があるソフトやシステムに対してのセキュリティホールを指摘するために作られるものです。既存のセキュリティホールを突くため、拡散する力は非常に強いですが、セキュリティホールの問題を示すために拡散させているため、データを消したり、何らかの設定を変更するような実被害はありません。

このようなコンセプトウイルスが作られる理由としては、新しい技術を用いて作成したウイルスの動作確認を行なうためや、単なる自慢で作る人もいるようです。また、想定していないパターンとしては、セキュリティ研究者などが感染経路を確認するために作成した内部的なものが外部へ流出することがあります。

これらのどの場合にも言えることは、新しく発見されたセキュリティホールの攻撃や仕組みを用いているために、パターンマッチングでは検出されにくく、何も悪さをしないとしてもどんどん拡散していくことが考えられます。

ヒューリスティック機能により検出されれば検出されますが、ウイルス対策ソフトの開発側で認識しパターンを把握するまではパターンマッチングからすり抜けるということになります。

また、これをもとに悪意のある人間が悪意のある機能を追加したりすることにより、新種のウイルスとして再配布された場合には、既知のウイルスよりも感染力が強い可能性が高いです。そして、セキュリティホールへの攻撃のため、他の悪質なウイルスからも感染しやすいと考えられるでしょう。

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