ウイルス対策ソフト110番

ウイルスの種類

ボット

他人のコンピュータを悪用するために作成されたものをボットと呼びます。多くのボットは、複数台のパソコンに感染し、それらに対して一斉に指令を出すことで、DDoS攻撃などを行なうことに使われます。

指令を出せる立場のパソコンから、感染して操作される状態になった複数のパソコンを含めた集団をボットネットワークと呼びます。この多くのパソコンを司っているからこそ脅威となるのです。

ボットの大きな特徴としては他の種類のウイルスと違い、感染しても利用者に気が付かれにくく設計されています。感染したとしても何も指示がない場合は潜伏し続け、その時を待つのみなのです。潜伏期間には、自分自身のアップデートを自動的に行い機能を増やすことや不具合を直すこともしてしまいます。ボットにもよりますが数週間程度のペースでアップデートが行われることが多いです。

ボットはウイルスであるためプログラムです。一般人には作れないと思うかもしれませんが、インターネット上にはボットを作成するためのツールが公開されています。つまり、多くの人が作成することが出来るため、亜種が多く作り出され、ウイルス対策ソフトで検出されにくくなっているのです。

最近では、ボットを仕掛けたパソコンを業者に貸出し、迷惑メールを配信する会社に時間貸しするといったことも行なわれているようで、以前多かった愉快犯というよりも、営利目的でのボットの利用が行なわれているのが現状です。ウイルス対策ソフトを最新の状態にしておくことで、多くのウイルスは検出することが出来るでしょう。

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